ファンドマネージャーがいく! Part 3 ~楽天証券様コラボセミナーレポート~
1/14(土)楽天証券主催の新春講演会があり、
「日本企業の「変化」に期待、その考え方の原点とは ファンドマネージャー部奈和洋」
「ファンドマネージャーが行く!Part1~FM視点の現地調査レポート~」
でおなじみの部奈ファンドマネージャー(以下部奈FM)が登壇し、楽天証券経済研究所副所長 ファンドアナリスト篠田様と「知らなきゃ損するかも!?ファンドアナリストが明かす投信運用の裏側」と題し、コラボ講演を行いました。
今回はこの講演の裏側や講演ではお伝えしきれなかったことについて部奈FMに聞きました。
講演の詳細は以下楽天証券のYouTubeにアーカイブが公開されておりますので、ぜひご覧ください。
そもそもなぜFMである自分が「個人投資家向け」セミナーに登壇をすることになったかというと、
普段直接やり取りをする機会がない等、個人投資家に向けた情報発信に課題感を抱いていたことが背景としてあります。そんな中オンライン証券、とりわけ業界最大の顧客をかかえる楽天証券の新春講演会で講演することができると聞きまして、貴重な機会だと考え、二つ返事で登壇することを決めました。
実際に講演してみて、リアルタイムで視聴者の反応(コメント)が確認でき、ライブ感を体感できる等とても満足するものとなりました。また、共演した篠田さんのお話がとてもお上手で聞きほれていました。こういった個人投資家の皆さまと直接コミュニケーションがとれる機会をどんどん増やしていきたいと思います!
講演時間は25分と長めで準備が大変でしたが、「投資信託を運用している“ファンドマネージャー“はどんなことを行っているのか、また、自分がどんな想いで運用に携わっているのか、といったことを皆さまにお伝えしたい」という思いで考えました。通常こういったセミナーでは自分の運用しているファンドの運用手法やパフォーマンス等について説明をする機会が圧倒的に多く、なかなかない機会なので、準備当初は少し戸惑いました。しかしながら、社内のメンバーや篠田さんとの打合せを重ね(計3回)、内容をブラッシュアップしていくなかで、お伝えしたい要素が固まり、納得のいく準備ができたと思います。
今回の講演ではファンドマネージャーの仕事や自分自身の日本株運用に対する想いをお話しさせていただきましたが、要約すると以下3点になります。
アクティブファンドのファンドマネージャーとして、企業分析はもちろんだが、リスク分析を通じてしっかりとポートフォリオを管理していること
「日本株マーケットの発展に貢献したい」と考え、企業が「本当に割安か?」ということや企業の展開するサービスや商品に「本当の価値の価値があるのか?」という点に着目し、運用していること
株主還元等を通じて日本企業は今まさに「変化」をしており、今後日本株の上昇が期待できること
限られた時間の中ではお伝えしきれなかったこともあります。
資産形成において日本株投資はいらない、とお考えの方もいらっしゃると思います。しかし、これまで日本株の運用を通じて、例えば経営トップと面談を行うなど、日本企業の実態を間近で見てきましたが、日本企業は今、本気で変化する方向(稼ぐ力を重視し、株価を上げる努力を行う)へ舵を切っており、日本株の上昇も、今後さらに大きくなっていくのではないかと思っています。
今回の講演をきっかけに皆さまの視線形成における選択肢の一つに、日本株を取り入れていただけたら嬉しく思います!
今回の「ファンドマネージャーが行く!」はいかがでしたか?
後日、今回コラボさせていただきました楽天証券・篠田様と、今回の講演内容をより深堀するようなコラボセミナーを企画しております。こちらについては3月中旬を目途に改めてご案内させていただきますので、今後の展開にもぜひご期待ください。
動画の最後に楽天証券より紹介されているファンドについてはこちらをご覧ください。