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運用会社の社員がソムリエ協会のセミナーを受けて感動した話

先月、日本ソムリエ協会が主催するセミナーに初めて参加しました。セミナーのテーマは「ブラインドテイスティング」です。

ブラインドテイスティングとは、ワインの情報を隠した状態でテイスティングをおこなうことを言います。ワインを分析し、ブドウ品種、産地、収穫年、製造方法などを推測することを目的としています。世界各地で開催されるソムリエコンクールなどの種目として有名です。

外出自粛とテレワークで今年はほとんどイベントなどに参加していませんでしたが、感染対策がしっかりされていることと、ソムリエコンクールなどで活躍されている憧れのソムリエの方に教えていただけるとのことで、セミナーに申込みました。

セミナー開始早々、「外観(色調、輝き、濃淡)の分析をしっかりしていますか?という講師の指摘が胸に刺さりました。ワインの品種や国を当てようと思った時に、テイスティング初心者は「香り」に注目しがちだからです。私も必死でワインの香りを嗅いでいましたので、外観の分析に時間を使うという考え自体が欠けていました。

今回のセミナーで「多くの人が注目する部分だけではなく、細部まで見ることが正確な判断に繋がる。広い視野を持ち、知識をつけることで何事も深みが増す。」という物事に向き合う際の姿勢を学ぶことができました。

この姿勢はワインだけでなく、お客さまの趣味や私たちが提供する投資信託にも共通することだと思います。

投資の例でわかりやすいのは、「投資信託のコスト(信託報酬)」です。長期の資産形成において投資信託のコストを意識することは、大切な視点です。多くのお客さまが低コストの投資信託に注目し、商品選択の際の重要な判断基準となっています。しかし、コストばかりを意識して、購入するファンドが本当に資産形成に値するファンドなのか、正確な判断ができない可能性もあります。

資産形成を始める際に、「今後のライフイベントでどのくらいの資金が必要なのか?」、「ご自身の期待リターン、リスク許容度はどのくらいなのか」、「信頼できそうな会社、運用担当者なのか」等、確認しておきたいポイントがたくさんあります。お客さまには、様々な視点から、ご自身に適した金融商品を選んでいただければ幸いです。

三井住友DS投信直販ネットが、少しでもそのお役に立てれば幸いです。

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