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「アクティブ元年・日本株ファンド」ファンドマネージャーのお仕事密着! 企業取材編~第二弾~

三井住友DSアセットマネジメントnote編集部です。
今回は、直販専用ファンド「アクティブ元年・日本株ファンド」を運用する古賀ファンドマネージャーの企業への工場見学、取材訪問に密着しました。

 今回うかがったのは日清オイリオグループ株式会社、横浜磯子事業場(横浜磯子工場)。
日清オイリオグループは食用油国内首位のシェアを持つ大手食品メーカーです。国内に4工場あるうち、横浜磯子事業場は最大規模の工場を含む事業所となります。

▼事業場前に到着!

本館棟で事業場全体について説明を受けた後に工場をバスで見学。
それから技術開発センターを見学した後、最後に技術本部長から今後の技術開発における取組についてお話をいただき、質疑応答の時間をいただきました。

技術本部長とのディスカッションでは古賀ファンドマネージャーを含め、当社ファンドマネージャーやアナリストから様々な質問や意見が飛び交いました。古賀ファンドマネージャーは「研究所での研究結果や成果をビジネスにどう活かしていくか」という点をメインに質問をしていました。

▼サンプルオイルを手に取る古賀ファンドマネージャー

■取材件数が年間3,000件以上にもなるチームの一員である古賀ファンドマネージャー

 企業取材や運用業務の合間を縫って、現地に足を運ぶのはなぜなのか?現地での工場見学、ディスカッションを終えた後に聞きました。

― 古賀ファンドマネージャーが数多くの企業取材をこなす中で現地まで足を運ぶ理由を教えてください。

 今回のように工場など現地へ赴く企業取材は今年20件程度になりました。ほとんどの取材は対面やオンラインなどで企業のIR担当者とお話をしています。もちろんこれも貴重な機会ではありますが、IR担当の方と話をしているだけだと、その担当者のお話からしか企業の様子がわかりません。

今回のように現地へ赴くと多くの従業員の方とお話ができたり、工場や研究所の実物を目にして、リアルに企業を感じられます。リアルなビジネスの現場をみて企業への投資判断を行うことは大切な要素だと思っています。企業取材が忙しい中ではありますが、できる限りチャンスがあれば現地に赴こうと思っています。

―現地工場を含む取材における着眼点があれば教えてください。例えば作業している方の表情なども見られている・・・等々。

 そうですね、作業をしている方の表情などを見ることはもちろんですが、今日見学させていただいた効率化の進んだ工場にはあまり作業をしている方がいませんでしたね(笑)。食品工場だとこのようなケースは多々ありますが。

その他の着眼点としては“その企業独自の技術がどれだけあるか”や“生産性向上への工夫がなされているか”、また、今回の見学に関して言えば、研究開発部門の方とお話できるということだったので、「これから未来をどうしていきたいのか、それに向けて何をしていくのか」ということに着目していました。やはり研究者の方は真剣に未来を見据えて自分たちが何を研究していくのかという考えが定まっていると感じましたね。私はそのうえで「ビジネスにつなげていく仕組みがどの様に作れているのか?」という視点でお話をうかがっていました。

―そのほか、企業との対話で心掛けていることがあれば教えてください。

投資判断のために「将来どう変わっていくのか」ということを念頭に置いてお話をお聞きするようにしています。「変化がどう生まれるのか」というところだったり、競合他社との差別化ポイントなどはしっかり把握できるように努めています。何がほかの会社と違うのかというところはとにかくしっかり確認しています。
 

―今日の工場見学、企業取材で印象に残ったのはどんなシーンでしたか?

 本館棟や工場における案内係だった方とのロビーでの会話が印象に残りました。商品の解説がとにかく丁寧で詳細で、自社商品への愛情を感じとても良い会社だなということをうかがい知れたことが良かったです。

― ロビーでの会話は私も聞いていましたが、実に様々な商品ラインアップに感心しつつお聞きしていました。家庭用食用油のイメージが強い会社ではありますが、介護用の商品やチョコレート用油脂などとにかく様々な製品がありましたね。本日は取材同行させていただきありがとうございました。

 

▼ロビーで担当者の方から商品ラインアップについて説明を受ける様子

 

【編集担当者より】

▼日清オイリオグループ株式会社磯子事業場 本館棟

「これから未来をどうしていきたいのか、それに向けて何をしていくのか」という点に重きを置いて取材を行うと語る古賀ファンドマネージャー。アクティブ元年・日本株ファンドは“ちょっと先の未来において企業価値と市場評価が高まっている企業の株価が高くなる”という考えのもと、投資判断を行っています。この考えがぶれないように、今回の工場見学、取材でも確認している姿が印象的でした。今回は取材担当者が同行しましたが、古賀ファンドマネージャーの「顔が見えるファンドである」ことを「しっかり伝えてほしい」という姿勢をひしひしと感じました。また、企業取材を工場などの現地で行うこと、また企業側のお話をうかがいつつも競合他社との比較をしつつ、会社の強みを分析することは個人投資家ではなかなか難しいだろうとも考えました。

今回古賀ファンドマネージャーの工場見学、企業取材の様子を取材させていただくにあたり、日清オイリオグループ株式会社様には大変お世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。(水上)

※上記は例示を目的とするものであり、当該銘柄を推奨するものではありません。
※取材日: 2023 年12月20日

■運用ファンド:アクティブ元年・日本株ファンド ファンド特設ページ
https://direct.smd-am.co.jp/lp/active-02/index.html

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