見出し画像

小学生の頃に書いていた「お小遣い帳」って実は優秀な「お金」の教材だったようだ

今思えば、幼い頃に自分でお金のやりくりを考えていたことはとてもいい経験でした。

三井住友DSアセットマネジメントnote編集部の平野です。小さいころ、親に言われて「お小遣い帳」を書いていました。家計簿みたいにかっちりしていませんが、使ったお金、もらったお金と、残高を書く欄がありました。

大した額をもらっていたわけでもないし、田舎だったのでお金を使う場所もそんなに無く、支出の欄は大体スーパーでジュースやお菓子を買った形跡ばかりでしたね。ちなみに、せっかくの大きい金額を書けそうなお年玉は、全額親が没収(多分貯金)タイプの家でした。

小さいころから極度の面倒くさがり+レシートが財布にパンパンに詰まっているタイプだったので、月末に1か月分のレシートを取り出して、まとめて記入して、財布の中身と「お小遣い帳」の金額を合わせていました。毎月1日がお小遣い日だったので、その前に書いておかないとお小遣いがもらえなかったんです。

そのため「お小遣い帳」を見るのは月に1回だけでしたが、その時に、「来月はお祭に行くから」「友達の誕生日プレゼントを買いたいから」今はお菓子買うのを少し減らそうか、などちゃんと考えていて、現在の私よりもはるかに優秀なやんちゃ坊主でした。たまに足りなくなりそうであれば、両親に肩たたきするからといって、お小遣いをねだったりもしていました。

今振り返ると、幼い頃にお金のやりくりを自分で考えていたこの経験は、お金の使い方が学べる貴重な体験学習の場だったように思います。当時の私はこの「お小遣い帳」を書くことで、少なくともお金は有限であることや、自分が使っていい金額は把握できていました。

このエピソードに加え、貧乏大学生時代も経験したおかげで、現在かなりケチな性格になりましたが、極度の浪費癖がないのはいいことだと思っています。(アイドルのグッズ購入をはじめ趣味に使うお金は食費を削っているので、問題なしとしています。)

正直、現在の私は資産形成の啓蒙をする仕事をしているくせに、自分の収支をほとんど管理していません。子供のころの自分を見習って、簡単に収支を記録できるアプリはダウンロードしたんですけどね・・・(白目)。

資産形成に関する様々なテーマで無料セミナーを開催しています。 是非お気軽にご参加ください!