民放ラジオ99局すべてが視聴可能になった「radiko」の魅力
クライアントレポーティング部の泉山直哉と申します。普段は機関投資家のお客様向けの資料作成業務を担当しております。
今回は「民放ラジオ全99局がradikoで聴取可能に」というニュースをご紹介します。「radiko」とは、スマートフォンやパソコンで自分の住んでいる地域のラジオ放送を無料で聴くことができるサービスのことです。radikoが開始された2010年当初は首都圏や関西を中心とした一部のラジオ局のみを対象としていましたが、radikoの普及とともに聴取可能な放送局が徐々に増え2020年9月からは現在放送中の民放ラジオ99局全ての放送を聴くことができるようになりました。
中には「ラジオは音だけのメディアで、YouTubeなどのインターネット動画サービスに押されて厳しいのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際、radikoの開始前は若年層の聴取率低下により、ラジオ放送局の広告収入が減少し続ける非常に厳しい状況でしたが、2020年4月の聴取者数は新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて20%以上増の延べ910万人となるなど、ラジオ業界には明るい兆しも見えつつあるようです。
私は実家にいたころからラジオをよく聴いていたのですが、一人暮らしを始めてからは家の中の無音に耐えられず(?)ラジオを聴く時間が以前より増えました。radikoには最大で7日前の番組を再び聴くことができる「タイムフリー聴取機能」があるので、気になる番組はタイムフリー機能を使って休日に聴くようにしています。おすすめの聴き方は肩にかけて使えるネックスピーカー。料理中などリビングから離れていてもラジオを聴けて便利ですし、イヤホンと比べて耳への負担が少ないので長時間の使用にもおすすめです!
冒頭でradikoは「自分の住んでいる地域のラジオ放送を無料で聴けるサービス」とご紹介しましたが、実は月額350円でプレミアム会員になると全国各地の放送局のラジオを聴くことができます。近々誕生日なので自分へのご褒美としてプレミアム会員に登録しようかとも思ったのですが、今は繁忙期なのでradikoを楽しむ余裕はなさそうです。