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「アクティブ元年・日本株ファンド」 ファンドマネージャーのお仕事密着!企業取材編 ~ 古賀さんフォーカス版 ~

三井住友DSアセットマネジメントnote編集部です。
今回は、直販専用ファンド「アクティブ元年・日本株ファンド」を運用する古賀ファンドマネージャー(FM)の現地視察、取材訪問に密着しました。
※当記事は企業取材の一例をご紹介するものであり、対象企業を推奨するものではありません

今回訪問したのは、株式会社アマダです。神奈川県伊勢原市の愛甲石田駅から徒歩10分程の場所にある伊勢原本社に取材して参りました。
(※取材日:2024年10月3日)
アマダグループは「金属加工機械」のグローバルメーカー(開発・製造・販売・サービス)です。海外にも約70社の子会社があり、加工機械だけでなく、周辺装置、制御、ソフトウエアなどを含めたトータルソリューションにより自動化やDX化を推進し、モノづくりの発展に貢献しています。
同社のスローガンは、「まだないモノを、アマダとつくる」です。お客さま目線に立っているスタンス等は、「FD・サステナビリティや顧客本位の業務運営に関する原則」を謳っている当社との親和性を感じました。

株式会社アマダ 伊勢原本社の外観

☆当社の他ファンドを運用する渡辺FM、部奈FM、アロエFMとともに取材しました。左から二番目が古賀FMです。

☆まずはオープニング・セッション、経営理念や事業計画についてレクチャーを受けました

そして、伊勢原本社に併設されているアマダ・グローバルイノベーションセンター(AGIC)にて、同社が世界に誇る主要な金属加工機械の技術やサービスの説明、デモをして頂きました。

☆レーザによる「金属板の切断・穴あけ加工」マシンの説明・デモ

レーザマシンの素早さに驚愕! 思わず笑いが出てしまう一幕も!!

☆金属板の曲げ加工を行うベンディングマシンの説明・デモ

  事前のプログラミングで金型のセッティングから全て自動で加工が行われる自動マシン。ロボットアームのスピード感や動きの正確性に感心する古賀FM一行。                                                    
複雑な金属板の曲げ加工を行うマシン。金属板のセットや加工は作業者が行いますが、板を曲げる金型の配置や加工順序は事前に設定したプログラムに従い自動化されています。金属板をセットする位置や加工手順は、モニターに表示されるため、操作に慣れるのは早そうです。昔のように一人前になるまで10年以上の経験は不要だと感じました。ベンディングマシンに設置されているモニターで視覚的に作業工程が分かり他言語対応もしているため、言語によるボトルネックも少なく、現場での外国人労働者へのトレーニング負担も大きく低減できそうな印象を受けました。                  

☆レーザ溶接機の説明・デモ

 溶接の自動化をより簡単にしたマシン。完全自動化された溶接ロボットと比較して、費用面や操作負担等が低減されます。段階的に導入したいお客さま目線を意識された気の利くマシンであると感心しました。                                                                                                                                           

☆同社が力を入れているアフターサービス体制(V-factory)の説明・デモ

 V-factoryでは、マシンの稼働状態や生産性等が専用のアプリで“見える化”できます。材料やエネルギーの使用量や運用分析も可能です。また、リモートでマシンの稼働状態を管理しているため、不具合の予兆を察して、お客さまに事前フォローすることもできます。遠隔地や海外など、技術者を派遣するのに時間を要する地域においては、リモートでの保守や復旧作業をすることができるため、お客さまの稼働中断時間を抑制することに効果が期待できます。V-factoryは、同社が謳う海外市場拡大やアフターサービス強化の中長期経営計画に沿っていることが確認できました。               

☆アマダ社のIR担当者を交えた意見交換

 企業取材においては、運用会社が業況等を調査するだけではなく、企業サイドとしても、ファンドマネージャーからフィードバックをヒアリングできる絶好の機会です。AGIC見学終了後、アマダ社が定期的に行っている決算報告会等でフォーカスして欲しいトピックや資料のレイアウト、投資家向けイベントのアイデアなど、IR担当者は古賀ファンドマネージャー達にヒアリングしていました。この様に投資先企業と双方向コミュニケーションを図ることにより、企業の情報開示がわかりやすくなるので、日本株式市場の質向上の一助を担っていると感じました。また、ファンドの品質維持にも繋がっているのだと思いました。                                                                                           

現地取材終了後、古賀ファンドマネージャーに聞きました!!

☆ 今日の見学や取材で印象に残ったのはどんなシーンでしたか?
まずは、アマダ・グローバルイノベーションセンターが広大で、立派だったことです。同社がグローバルに発信をしていくにあたっての強い意気込みを感じました。
オープニング・セッションでのIR担当者の事業説明では、生き生きと自分の言葉で説明される姿に、マネジメントの経営方針がしっかりと腹落ちしているなと、感心しました。また、各エリアでは、製品の解説やデモがとにかく丁寧で分かりやすく、自社製品への愛情が伝わってきました。働き甲斐があって、働きやすい会社であるということを実感できました。
また、各商品の最新のハイスペック機のデモを見せていただきましたが、自動化だったり、スピード感だったり、精度だったり、「ここまでやるか」、というレベルまで開発が進んでいることが感じられました。

☆ 事前の想定と異なったことはありましたか?
アマダ・グローバルイノベーションセンター内では若い世代の方々が中心となって説明や複雑なデモを手際良く行っている姿が印象的でした。女性も多く、若い方々がテキパキと動く姿には活気が感じられ、同社の事業持続性や将来性を鑑みた上でも、安心材料であると感心しました。
中期経営計画ではアフターサービスの強化も目指されており、アフターサービス体制(V-factory)の説明やデモでは、お客さまが利用しているアプリや多種多用な分析画面のサンプルを見せて頂きました。そのなかで、同社の視点はアフターサービスにとどまらず、顧客企業の工場の見える化、生産管理、オートメーション化までが視野に入っていることを感じ、さらなる発展の可能性も感じました。

☆☆ 古賀ファンドマネージャーの視点!こう捉えた!!
見学させていただいたアマダ・グローバルイノベーションセンターは、同社が中期経営計画で掲げる「まだないモノを、アマダとつくる。」をまさに体現している場所でした。同社が社会や顧客の課題解決に真摯に取り組んでいて、そのことが新技術、新製品を生み出し、同社の未来をも切り拓いていくことがイメージできました。


☆☆☆ 編集担当者より
今回の同行で、「これから未来をどうしていきたいのか、それに向けて何をしていくのか」という点に重きを置いて取材を行うと語ってきた古賀ファンドマネージャーのポリシーを目の当たりにできました。アクティブ元年・日本株ファンドは「ちょっと先の未来において企業価値と市場評価が高まっている企業の株価が高くなる」という考えのもと、投資判断を行っています。この考えがぶれないように、今回の見学や取材でも確認している姿が印象的でした。競合他社との差別化ポイント、「何が他の会社と違うのか」について、実際に製品を見て、担当者にしっかりと確認している姿も印象的でした。企業経営者の話だけではなく、現場で「製品を目で見て、手に取って触って、担当者の息吹も感じる」ことを実践している姿、「生きた情報を足で稼ぐ」ファンドマネージャーの地道な調査努力に感銘を受けました。成長余力やコスト削減の余地なども抜かりなく取材して、企業価値や株価上昇のアップサイドを計算している姿も印象的でした。
それともう一つ、取材の帰りに古賀ファンドマネージャーに聞いた話で感動したことがありました。他の企業の工場見学の際に、実際にアマダ社のレーザマシン等の主要製品を使っていれば、使い勝手の良さなどを現場の作業員に取材しているそうです。この様に地道で多面的な取材をすることで、投資判断の質が保たれているのだなど、つくづく感心しました。

今回は弊社のnote編集部担当者が同行取材しましたが、古賀ファンドマネージャーが常に意識している「顔が見えるファンドである」ことが伝われば幸いです。
改めまして、古賀ファンドマネージャーの見学と企業取材の様子をレポートさせて頂くにあたり、株式会社アマダ様には大変お世話になりました。各担当者の皆さまにも丁寧な説明や手際の良いデモを頂きまして、この場をお借りしまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
(営業企画部 ビジネス・イノベーションチーム 曽根)


今回ご紹介した古賀ファンドマネージャーが運用するファンドの詳細は下記をご覧ください。
☆ アクティブ元年・日本株ファンド ☆
ファンド詳細ページ:https://direct.smd-am.co.jp/fund/active/



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