「この人にならお金を預けてもいいって思ってもらいたい」山崎ファンドマネージャーの夢について語っていただきました!
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「この人にならお金を預けてもいいって思ってもらいたい」山崎ファンドマネージャーの夢について語っていただきました!


経済関連の情報サイトでお名前を見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は年金運用業務のほか、SNSやメディアで経済コラムを執筆している山崎ファンドマネージャーにインタビューしました!

山崎慧
2008年に大和住銀投信投資顧問(現三井住友DSアセットマネジメント)へ新卒入社。欧州債券のストラテジストや米国とオーストラリアのエコノミスト業務に従事。その後、3年間香港の現地法人にてアジア株式の運用補佐に従事し、現在は年金口座の投資配分などを行うアロケーション業務を行っている。SNS・メディア等への経済コラム出稿も行っている。

自発的に開始した社内向けレポートはたちまち評判に

――現在の業務内容を教えてください。
ひとことでいうと、年金の運用をしています。具体的には、企業年金基金からお預かりした資産について、国内外の様々な資産(株式や債券など)にどのような比率で投資を行うのかを決めている、つまりアセットアロケーション業務ですね。

それが主な業務で、その他には、経済やマーケットに関する記事をメディアに出稿したり、毎日レポートを作って社内や販売会社向けに配信したりしています。また、今年からはnoteとTwitterでの情報発信も始めました。

――3年間香港にいらっしゃったということですが、当時の業務や思い出を教えてください。
アジア株式の運用を担当している先輩ファンドマネージャーの補佐をしていました。中国、東南アジア、オーストラリア等、自分が担当する地域の範囲がとても広いうえに、当たり前ですが、コミュニケーションは日本語ではなく全部英語でしたので当時は経営者への取材に苦労しました。厳しい環境ではあったけど鍛えられた3年間でした。

あとは、地下鉄が民主化デモで止まってしまった時には、会社まで徒歩2時間かけて通勤した思い出もあります。

――社内向けのレポートはいつから始めたんですか?
入社3年目くらいから始めました。

――レポートを作成し始めたきっかけはありますか?
自分の仕事のために幅広い経済データを見るようになって、どうせ調べるならいろんな人に届けたいなと思ったのがきっかけでしょうか。最初は一部の社員向けにレポートを作っていたんですが、ありがたいことに、いろんな方から送ってほしいという声をいただいているうちに徐々に広がっていったという状況です。

――レポートはどれくらいの時間をかけて書いているんですか?
朝、ニュースやデータをチェックした後、2時間くらいで作成しています。午前中は株式等の発注など他の業務も並行して行っています。

――午前中の業務が多そうですが、何時ごろから業務をスタートしていますか?
大体朝の7時ごろですね。混んでる電車が嫌いなので、というのも理由だったりします。

――テレワークと出社の比率はどれくらいですか?
最近は週に2日出社して3日テレワークという形が多いです。

話が変わりますが、私は子供が二人いて、上の子は小学生で、毎日電車に乗って学校に通っています。今までは集団登校だったんですけど、コロナでそれがなくなってしまったので、今は妻が学校まで送ってるんですよ。

なので幼稚園に通う下の子の送迎は私がすることになり、テレワークだとちょうどいいという感じです。テレワークの日は、朝7時ごろ始業して、送迎の時間になったら中抜けするような形で仕事をしています。

――コロナ前後で考え方の変化は?
コロナ自体が最大の相場の変動要因になっていますよね。欧州でコロナによる死者が増えるとドイツ株が下落するとか。そういう意味だと、考え方が変わったというよりは、今までの考えの中にコロナという最大の不確定要因が加わったという印象です。

SNSを通じてよりたくさんの個人投資家との接点を作っていきたい

――noteとTwitterを開始したきっかけは?
別の部署が(会社のブランディングとして)SNSでの新しい情報発信手段を企画していたんです。私は以前より毎日レポートを書いていたので、その延長線上でSNSでも情報発信をしないかというお話をその部署からいただいたのがきっかけで始めました。

――SNSの運営はどのようにされていますか?
私がネタを見つけたときにレポートを作って掲載する形です。2020年3~5月はマクロ経済が激変していたので、毎日のように書くネタが生まれていたんですが、相場が膠着状態の時期は更新頻度が落ちることもありますね。

――社内向けレポートは毎日作成されてますが、noteやTwitterに掲載するものはそこから厳選しているのですか?
そうですね、毎日書いている社内向けレポートは、ネタがなくてもグラフ等を載せて情報を届けること(毎日やること)に意味があると思っているんですけど、それをSNSでやってもな…と思っていて。多くの人に関心を持ってもらえそうないいネタが見つかったらSNSに投稿する形にしています。

――フォロワーが2,000人を超え、SNSの運営も順調ですよね。なにか日ごろから心がけていることはありますか?
日々のレポートのクオリティを上げようと工夫してきた結果、ありがたいことにSNSのフォロワーの方が増えてきました。これからも今までと変わらず、レポートの内容にこだわることで、多くの方に情報が届けられるようになればいいなと思っています。

――SNSでの情報発信を始める前と後で変わったことは?
テレビ番組でグラフを使っていただいたりとか、その他メディアの方から連絡をいただいたり取材を受けることが多くなりました。皆さんツイートを見て私に連絡してくださっているようです。SNSのフォロワーからツイートが拡散されて、よりたくさんの方に情報を届けられるようになったことが、SNSを始めて良かったと感じている点です。

――SNSで個人の方への情報発信をしたいと考える理由や伝えたいことを教えてください。
率直に、個人のお客さまのファンを増やしていきたいという想いがあります。今は資産運用業界全体で手数料の低いインデックスファンドの人気が高くなっていて、アクティブファンドのファンドマネージャーにとっては厳しい状況です。

そのなかで、この人にならお金を託してもいいと思われるような運用や投資家の方とのコミュニケーションをしていかないと、ファンドマネージャーとしての価値がなくなるという危機感があります。

私の専門分野はマクロ経済の分析なので、それを投資家の方にも関心を持ってもらえるように分かりやすい内容で情報発信を行いながら、ファンドマネージャーとしての運用実績も積み重ねていくことでファンを増やしていきたいですね。

お客さまの資産形成の伴走者として情報発信をしていく

――業務を通じて実現したいことを教えてください。
個人の方に情報を届けて、運用の方でも成果を出して、この人にならお金を預けてもいいって思ってもらえるようになることが夢ですね。

一方で先ほどもお伝えした通り、アクティブファンドからインデックスファンドへという流れもあって、自分の運用担当者としての業務もずっと安泰なのかわかりません。

たとえパフォーマンスが良くても手数料が高いという理由で解約になるケースが増えてきている印象もあります。その流れに飲まれないように、ファンドマネージャーとして何とかしなきゃいけないという危機感のほうが強いかもしれません。

ただ投資信託って単純なパフォーマンスだけじゃないと思っていて、情報を届けて気づきを得てもらって、この人ならお金を託せるって感じていただけるものではないでしょうか。お客さまの資産形成の伴走者として情報発信をしていくという関係性が大事だと思っています。長い目で見て、運用会社と個人投資家が良い関係性を築けるよう、情報発信の面からも貢献していきたいです。

山崎慧ファンドマネージャーのSNS
https://twitter.com/smdam_yamazaki

https://note.com/smdam_yamazaki


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