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「誰かの人生を変える映像制作をしたい」テレビ番組制作会社出身の社員の想い

資産運用会社に動画制作のエキスパート社員がいる!だなんて皆さまご存じでしたか?

社員インタビュー第三回は、そのエキスパート社員にテレビ番組制作会社での経験を生かした日々の業務や当社への入社のきっかけなどについても詳しく聞きました!

阿部勲
2006年にテレビ番組制作会社に入社。NHK・民放各局の番組の演出を務める。2017年に三井住友DSアセットマネジメントに中途入社。現在は商品の販売促進に関わるデジタルコンテンツ制作・デジタルマーケティング戦略に従事。

動画制作は月に30本!制作だけでなくマーケティングにも携わり、お客さまのニーズにこたえる

普段の業務を教えてください。
当社商品に関するデジタルコンテンツの企画・運営・作成を行っています。メインは動画コンテンツの作成ですね。その他、付随したイベントの運営や資料作成なども行っています。

新型コロナウイルスによって動画コンテンツの需要は増えましたか?
かなり増えました。対面でお客さまと話す機会が減ってしまったので、何かの媒体を介してお客さまに商品をご提案したいというのもありますし、ウェビナー等、映像の活用が盛んになってきている中で、動画コンテンツをもっと作ろうという話がでています。

月に何本くらいの動画を作っていますか?
この前数えたら、月30本でした(笑)

30本!?一日に1本以上ということですね…これまでもそうでしたか?
今まではライブ配信を除くと、月に10本動画を作ったら「今月多かったな」と感じていましたが、現在はその3倍ですね(笑)。

動画制作は主に3人で担当していて、撮影から編集までほぼ全て社内で完結しています。

動画制作だけでなく、マーケティングにも携わっていらっしゃるんですよね。
そうですね。私は2017年に当社に中途入社しましたが、初めは要望がある動画を作って納品、またはHP上で公開するというミッションでした。

その後、視聴数が伸びないコンテンツに関して、作った動画って見られているのか?作った意味はあったのか?と考えるうちに、動画を届ける方法を改善しようという方向にシフトしていきました。

現在は納品形態を変えてみたり、対象のお客さまに合わせて動画を変えてみたり、動画制作以外の初歩的なマーケティングにも着手する必要性を感じています。「動画を作ってOK」の時代はもう終わりですね。

「誰かの人生を変える映像制作をしたい」

全く違う業界から当社への転職は何がきっかけだったのですか?
テレビ以外の違う舞台で映像を作って披露する方法を考えていたのがきっかけですね。

テレビは視聴率が取れそうな企画が通りやすいです。

例えば、順風満帆なエピソードよりも、苦労したエピソードのほうが数字が取れる、などという観点で企画を考えることも多くて。視聴率に縛られるのは仕方がない反面、結構大変だったこともあります。

もう一つ挙げるとすると、2011年の東日本大震災後、数年経った現地の状況を届ける番組を制作した時のことです。

地元の方にも多くご協力いただいて番組を制作しました。この番組のオンエア直後はたくさん反響があったんですが、しばらくすると世間は、放送前の何もなかった状態に戻ってしまうんです。

あくまで個人の意見ですが、テレビの力は大きいとはいえ、一過性のものだなと思ってしまいました。

その時に、映像の力を発揮できる媒体はテレビだけじゃないなと思ったんです。そこで転職を考えて、当社が動画制作可能な人材を募集していたので応募しました。

当時、採用面接を担当してくださった当社の社員から、「動画制作の技術で業界に新しい風を吹かせて欲しい」と期待していただけて、この業界で誰かの人生を変えたり、気づきのきっかけを与えるような動画を作れたら素敵だなと思い、入社を決めました。

現在の業務に沿って言えば、将来の資産形成に向けて行動を起こすきっかけや、今後の長い人生の支えになるような動画を作りたいです。

私には、テレビで誰かの人生を大きく変えることはできなかったと思っていますが、違う舞台で誰かの人生を変えることができる映像制作をしたいと思ったことも、当社に決めた理由の1つですね。

異業種への転職ということですが、当社に来て大変だったことは何ですか?
初めは「投資信託とは?」という状態だったので…資産運用会社のことも何もわからなくて。

自主勉強はしましたが、周りにいるのはずっと金融業界に携わってきた方ばかりなので、当たり前ですが追いつけないですよね。

ただ、知識の無さに悩むぐらいだったら、自分ができることをやって、周りの金融のスペシャリストの皆さんに助けてもらいながら制作をしていこう、という考えにすぐ切り替えました。わからないことがあっても助けてくれる人が多いです。

ディレクター時代の経験が一番生かされているのはお子さんの運動会!?

休日は何をして過ごしていますか?
休日は家族と過ごしてますね。最近は長男が自転車を補助輪無しで乗れるようになったので、朝起きたら自転車でサイクリングして、お昼を食べて、公園に行ってサッカーをする、という休日ですね。

以前はちょくちょくドライブで近郊の温泉に行ったりもしていました。自粛期間が落ち着いたらまた行きたいですね。こんな感じで休日は家族と一緒に過ごしています。

これは自慢ですが、子供の写真や動画を撮るのはかなり自信があります。

テレビ番組のディレクターをしていた時、ロケでは自分で撮影することが多かったんです。その経験が1番生かされているのが、子供を撮ることですね。

運動会などのイベントでは汗をかきながらむちゃくちゃ一生懸命撮りますよ。仕事より集中して撮ってますね(笑)。

学生時代は何をされてたんですか?
高校では器械体操をやっていました。

オリンピックを見て器械体操をやりたいと思ったのがきっかけで、器械体操部がある高校を選んでいきました。

当時の部活の顧問の先生から、卒業時に色紙をいただいたんですが、その先生の好きな言葉で「美の追求」という言葉が書かれていました。

器械体操ってつま先をピーンと伸ばしたり、肘を曲げないとか、細部の美しさを追求するんですよね。

人生においても、自分が見ても他人から見られても「美しい」と思えるものを突き詰めていくって素敵だよねという意味でこの言葉をくれたんです。

これは大学の時も頭の中にあったし、今もこの言葉が好きで。誰が見ても「美しい」と思えるものを作るために、細かいことも追及していきたいです。

今後の目標を教えてください。
2つです。1つめは当社のブランディングを通して、「世間にうねりを起こしたい」という大目標です。

細かく言うと、自分が作ったコンテンツが誰かの行動を起こすきっかけになって、それが社会全体へのインパクトになればいいなと思います。

もう1つは、もっと面白い動画を作りたいです。勝負する舞台は金融業界だけではないと思っていて。

それこそ以前携わっていたテレビだったりYouTubeだったり。そんな他の企業や他の舞台と比較しても遜色ないコンテンツメーカーとしてモノづくりを続けていきたいなと思っています。

阿部さん、ありがとうございました!

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